不登校が依存しやすいゲームとは?


皆さんこんにちは、不登校に悩む親御さんのカウンセリングや、不登校に役立つ情報を発信している家庭教育推進協会です。

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近年、不登校や引きこもりの子が全国的に増える事で色々な不登校にまつわる「噂」を良く聞きます。

例えば、ゲームばかりしていると目が悪くなる。ゲーム依存になると不登校になりやすい。といった「ゲーム」にまつわる噂です。

 

不登校や引きこもりの子は学校や仕事に行けないという状態なので、必然的に家にいる時間が増え、ゲーム依存に繋がる事はあるでしょう。これはゲームに限らず、YouTubeやTikTokなどのSNSでも同じです。

不登校支援の訪問カウンセリングをしていると子ども達が依存しそうなゲームには共通がある事に気づきます。「オンラインプレイ」というものです。

 

家や外出先からインターネットを通じて世界中の参加者と協力プレイしたり、バトルする事ができるのが魅力です。

昼夜逆転していても、24時間参加者が集まるので我慢する事なくゲームが楽しめます。

顔を見る事なく、チャット交流できるので自分を表現するのが苦手な子は「対面じゃなければ自分らしくいられる」と気楽な居場所になり、ハマっていくのかもしれません。

 

これらは「環境の快適さ」からの依存ですが、ゲーム依存は「身体的な影響」からの依存もあります。

ゲームやSNSで興奮すると脳からはドーパミンという物質が放出されます。ドーパミンとは満足感や快感をもたらす物質でアルコールや薬物などを使用すると多く放出されるという事が分かっています。

アルコールや薬物依存につながるドーパミンが、ゲームでも出るの?と思うかもしれませんが、出るんです(笑)

 

このドーパミンの放出される頻度が多くなり過ぎると、脳の中では徐々にドーパミンに対する“感受性”が低下します。その結果、これまでのような快感を得られなくなってしまうのです。

その為、人はより強い刺激を求めるようになり依存していくという訳です。これが「身体的な影響」です。

 

不登校引きこもりの子ども達がゲームに依存する背景には、辛い現状からの逃避として「環境の快適さ」を求め、そのうち「身体的な影響」が重なり「ゲーム依存」に繋がってしまうと考えられます。

ゲーム依存になってしまったら、子ども達の心の背景を見落とさず、ゲームに依存している状況を家族で話し合ってみましょう。

 

話し合いが難しい場合、治療法としては

①病院での診察

②カウンセリング

③治療プログラム

④入院治療などがあります。

依存の状態によって治療法が変わりますが、治療プログラムの中でも最近注目を浴びてちるのはアメリカの心理学者プロチャスカが提唱した「行動変容ステージモデル」です。

行動変容ステージモデルとは、人がよい行動を身に付けたり、マイナスとなる行動をやめたりする行動には「無関心期」「関心期」「準備期」「行動期」「維持期」という5つのステー ジを経て進んでいきます。

それぞれのステージに合った対応を意識して依存症克服を目指すという手法です。

行動変容ステージモデルは依存症だけでなく、福祉から心理、教育など幅広く使われているので詳しく学びたい方は、9月25(日)の家庭教育セミナー「やる気スイッチを見つける、行動変容ステージモデルを学ぼう」にご参加下さい。

 

9月25日(日)

【オンライン】家庭教育セミナー「子どものやる気スイッチを見つける行動変容ステージモデルを学ぼう」

13:00〜14:00

(入室受付12:40~)

参加費:一般2500、会員2000円

参加資格:誰でも

申込締切:9月22日

※セミナー参加者先着20名限定で懇親会招待枠を設けます。

申し込みはこちら↓

 https://www.fepa.or.jp/contact/online/

9月25日(日)

【オンライン】家庭教育推進協会懇親会

14:30~16:00

(入室受付14:10~)

※途中退室、途中入室していただいても構いません。

参加費:無料

参加資格:賛助会員の方

申込締切:9月22日

申し込みはこちら↓

 https://www.fepa.or.jp/contact/online/

 

 

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