親御さんの声(PLUS YELL16)より


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家庭教育を学ぶ事は、子どもや親の成長につながるものです。今回は家庭教育推進協会の会報【PLUS・YELL 16】より親御さんの声を記事にしたつみかさねをご紹介します。

〜つみかさね家庭教育ファイル③〜
◯Yさん記事◯

 

娘は、小6の秋から五月雨登校になりました。その後、あっという間に不登校になり、卒業式にも出ることなく小学校を卒業しました。


そして、卒業後の春休み、FHEの藤本先生に初めてお会いし、インテークを受けました。藤本先生とお話させていただいたとき、救われたような気持ちになったのを覚えています。

娘が「中学から登校する」と宣言していたため、カウンセラーの方が家庭に入る手法はとらず、家庭教育推進協会の坂下先生に電話やメールでご指導いただきながら復学を目指すことになりました。

中学の入学式当日は、不安と期待が入り混じる、なんとも重苦しい気持ちのなかで迎えましたが、坂下先生が、親の取るべき行動や心構えを具体的にメールで指示してくださっていたので、落ち着いて行動することができました。そして、ご支援のもと、娘は無事、入学式から復学を果たすことができました。

 

しかし、復学してからが本番でした。継続登校の難しさを思い知ることになったのです。

 

春のスポーツテスト、運動会、委員会活動、各教科の小テストや課題、中間テスト、夏休みの宿題・・・ひとつひとつが、娘にとってはとてつもなく高いハードルでした。

問題が発生するたびに、わたしは、娘を勇気付けて背中を押したり、あるいは「見学してもいいんだよ」「先生に聞こうか?」「手伝おうか?」等のことば掛けをして目の前の問題を解決したくなりました。

ですが、坂下先生からは、子どもの不安な気持ちに「共感」しつつも「子どもを信じて見守る」対応を教えていただきました。

親が手出し口出しを控え、「信じて見守る」ことで、子どもは自分の頭で考えて行動するようになり、その結果、成長する。そう頭で理解しても、実際に見守る対応をするのは、とても苦しく不安で難しいことでした。

耐え切れずに手出し口出しをして失敗することもたくさんありました。でも、失敗したら、次こそは見守る対応をしよう、と決意しました。そのような対応の積み重ねで、娘は、この1年間、葛藤しながらも全ての学校行事や課題を乗り越え、その体験のぶんだけ強く大きく成長することができました。

また、毎朝なかなか起きない、暴言を吐く、

「お母さ~ん、〇〇取って」

「時間割がわからないから先生に聞いて」

などと親をアゴで使う、家庭のルールを守らず自分の要求を高圧的な態度で押し通そうとする、などなど、毎日が親の対応を迷うことの連続でした。

その度に、坂下先生にご相談し、適切な対応を的確に教えていただきました。

また、子どもが家庭内で大荒れしたときには、休みの日でもすぐにメールで対応していただき、坂下先生の存在はとても心強くありがたいものでした。

4月に五月雨登校から始まった復学でしたが、夏休みの宿題を自力で最後まで仕上げた秋以降は欠席することが減り、冬休み明けから現在までは休まずに登校しています。

ただ、まだまだ家庭内対応が不十分であり、娘の内面の成長も年齢相応まで追いついていないので、このまま順調に行くとは思っていません。今後も様々な試練があり、一進一退、ときには一進十退さえあるかもしれません。

ですが、我がまま気ままで、ストレスに弱く、自尊心が低い一方で、融通の利かない完璧主義だった娘が、この1年間で徐々に変わってきたのも確かです。

ゼロか100かの完璧主義だった娘が、完璧にできなくても、「まあいいか」「なんとかなる」と考えられるようになってきました。以前は蚊の鳴くような声でしたが、お店や病院で受け答えする声が、30倍大きくシッカリしました。探し物を親に頼らず自分で見つける(あるいは見つからなくても諦める)ようになりました。

授業内に仕上げられなそうな課題があるときは、自主的に家に持ち帰って作業を進めるなど、先の見通しを立てて計画的に取り組めるようになってきました。

以前は勉強やその他の作業でも、ちょっと間違ったりわからなかったりするだけで、イライラして破いたりわたしを叩いたりしていましたが、そのようなこともずいぶん減りました。

なので、今後もご指導をいただきながら家庭内対応の勉強と実践を続ける限り、一退二退があっても、試練を糧に変えて前に進んでいけるかもしれない、という希望と見通しも持っています。

最後に、これまでのご指導に感謝申し上げるとともに、この文章が、今はまだ、深い悩みや苦しみの最中にいらっしゃるどなたかのお役に少しでも立つことができれば幸いです。

 

 

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