小学生の不登校、登校拒否こそ解決を①


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上野先生のケーススタディーシリーズ、どのご家庭にも当てはまる内容でしたね!不登校になってしまうと学校だけでなく習い事にも通いにくく、長年続けてきたケースであっても辞めてしまう事がほとんどです。

ケーススタディーの記事はこちら

http://www.fepa.or.jp/blog/20170911.html

今回は小学生の不登校についてお勉強していきましょう。

文部科学省による平成26年度の学校基本調査によると、小学生の不登校児童の人数は前年度から29,32人増えた2万41,75人となり、6年ぶりに増加したというニュース。まだ記憶に残っている方も多いのではないでしょうか?

小学生の不登校は学年が上がるほど増える傾向です。
平成25年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」では
学年別に不登校児の人数が記載されています。

1年生 : 11,50人
(男606人、女544人)
2年生 :18,06人
(男976人、女830人)
3年生 :27,91人
(男15,40人、女551人)
4年生 :4,291人
(男2,319人、女1,972人)
5年生 :6,127人
(男3,191人、女2,936人)
6年生 :8,010人
(男4,046人、女3,964人)

このデータからわかるように、小学4年生から人数が増えていきます。
5年生、6年生となるにつれてさらに増加し小学1年生と比べると8倍近くも増えています。

小学生を卒業し、中学1年生になると不登校児の数は22,390人となり、小学6年生の約3倍にもなってしまいます。
中学では環境も変わり、部活やテストなど慣れない学校生活をきっかけに不登校になる中1ギャップも関係していると考えられます。

小学生で学校に行ったり休んだりを繰り返す事(五月雨登校)を経験した子は、中学に入り環境の変化が加わり不登校になる可能性が高いと言えます。

「まだ、小学生だから、中学になれば環境が変わりしっかり行けるようになるだろう」

といった考え方、全く根拠がありません!! 

このデータから見るように、中学になると不登校の数は8倍に増えています。

8倍ですよ、8倍!

小学生では担任制で1人の教師がクラス全員をまとめ、クラスの雰囲気を作るなど、復学への配慮なども協力的です。
対して、中学生は専科制になり、常に目の行き届く対応は難しくなります。
とくに先輩後輩とのやり取りや友達関係においては、スマホの普及により学校以外でのやり取りが増え、親も担任の先生からもらえる情報だけでは何をどうしてやるべきか悩みますよね。

小学生、中学生、高校生と年齢が上がるにつれて復学は難しくなります。目の行き届く小学生の時期だからこそ、早めの対応が出来るんです。

「まだ子どもだから」と小学生の五月雨や行き渋りを甘くみれませんね。

なんとなくで解決できないのが不登校です。

家庭内対応(親の対応)も年齢が上がるほど難しくなります。
次回は、学校側とどう協力していくべきか、親の対応について一緒に考えていきましょう。

 

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