不登校専門カウンセラーがおすすめする親の対応〜アクティブリスニング編〜


みなさん、こんにちは。

ご無沙汰しております。

家庭教育推進協会理事の佐藤です。

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 今回のブログでは、家庭教育において使えるカウンセラーのコミュニケーションテクニックをご紹介いたします。家庭においてなかなか子どもとの会話がうまくいかないという場面がありませんか?そんな時にぜひ試してもらいたいと思います。当協会の不登校専門カウンセラーも使うテクニックです。

 

「アクティブリスニング」(傾聴法) 

アクティブリスニングは、相手が何か問題を所有しているとき、能動的に話を聞くことによって相手を支え、結果的に相手の心の成長を促す対話法です。

カウンセラーの基本的な姿勢でもあり、「傾聴」とも言われています。家庭教育においては、子が親に話しかけてきたときにまず親が能動的な聞き方をすることにより、子どもの問題を子自身が考えられるようになるというものです。

 

具体的な対応法は

 

⑴子どもの言ったことを繰り返す

⑵タイミングに応じて要約する

⑶子どもの気持ちを汲む

⑷上記3点により、共感的に理解する

 

こういった聴き方をすることで「言おう言おう」とせずに「聴こう聴こう」という姿勢を見せられることになります。

それと同時に聞き手に共感的理解をしてもらえた結果、話し手は、自分自身で結論を見出したり、自分自身で問題を乗り超えたりできるのです。

あくまでも問題解決の主体は相手(子ども)であるという考えを持つことが大切です。

 

大人でも何か辛いことがあったときに、お友達とおしゃべりしていく中でいつのまにか心の中の重たいものが軽くなる経験をしたことがあるでしょう。

それは話を聞いてもらうことによって自分の考えが整理されたり、話していくうちに気持ちが明るくなることによる影響といえます。そのような姿勢で親として、聴き手として、接することがお子さんの自立を促すことになります。

 

子どもたちは案外、親に意見や教訓めいたものは求めていなく、ただ、聴いてほしいということが実は多いのです。

だからこそ、話を「聴く」という姿勢、共感的に理解しているという姿勢を見せることで「承認」されているという感覚を持てるようになります。

 

そうすることで、子どもとの会話が円滑に進むことは多々あります。

 

一度、みなさんも試してみてくださいね。

 

 

それでは、また次回!

 

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