復学をした親御さんの記事4


皆さんこんにちは、坂下です。
4月、5月と家庭教育推進協会の懇親会があります。

協会の賛助会員さん限定の懇親会ですが、当日会員参加も可能です。

賛助会員の方には年2回PLUS・YEELという会報を発行しております。
今回PLUS・YEEL17号より家庭教育を学んだ親御さん記事をご紹介します!
皆さんも参考にしてみて下さい(^^)

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双子の息子達が不登校になり、上野先生に復学支援を受け家庭教育を学び始め10年になります。
息子達は今2人共大学3年生で長男は国立大学の理学部系次男は私立大学の農学部系に通っています。

2人共奇跡的に第1志望校に合格することが出来て今は大学生活、アルバイトと充実した生活を送っています。2人共支援を受けた時期が違いますので2人の事は分けて書きたいと思います。

次男が最初に不登校になり小学校6年生の夏休み明け9月から学校へ行けなくなりました。

次男の性格は私の過干渉過保護が原因と思いますが依存心の強い神経質な子供でした。

その頃二人共中学受験の為の塾に通っていましたが、次男は中学受験にはもともと向いていなかったかもしれません。

とうとう6年生の夏休みに次男は全てを投出しその喪失感から学校へも行けなくなりました。

次男はテレビゲームに興味が無かったので家では特に何もすることが無く、時々プラモデルを作ったり私が頼んで遊びに来てもらう友達と遊んだりしていましたが、精神的に不安定になることもありました。今でも当時の次男の暗く辛そうな姿を思い出すと涙が出ます。

上野先生に支援をお願いするまでの2か月間は無理やり車に乗せて学校へ連れて行こうとしたり、保健室登校をさせたりしましたがどれも長続きしませんでした。

私は毎日インターネットで不登校に関する情報を集めていました。
そしてFHEの藤本先生が書かれた本に出会い復学支援を知りました。

それまでに市の相談機関に相談したりしましたがどれも良い結果が得られませんでしたので、復学支援を知った時は何の迷いもなく11月初め小学生御専門の上野先生に支援をお願いしました。

次男の場合中学校からの復学は難しいので小学校の間に復学をしなくてはという事で復学を優先してからの家族療法になりました。

卒業を目の前にして難しい時期に上野先生は支援をよく引き受けて下さったと思います。
12月復学するまでの間に訪問カウンセラーのN先生が何度か来て下さいましたが、来て下さる度に次男は元気になり、学校へ気持ちが向いて行くのが解かりました。
復学してから卒業するまでの間にも何度か行き渋りもありましたが、その都度上野先生、N先生が対応をして下さいましたので休む事はありませんでした。

私も家庭教育を教えて頂いていかに自分の子育てが間違っていたかに気が付き、それからは過干渉、過保護、支持、命令はしないように頑張りました。

中学生になってからは中学1年生2年生の間は、入部した剣道部がきっかけで学校の欠席が多く不登校にもなりかけました。
でもその都度、上野先生に相談して的確なアドバイスをして下さり、部活は辞める事になりますが不登校になる事はありませんでした。

3年生になった時私が次男に私立高校は中学3年生の欠席日数が多いと受験が出来ないと言ったところ休まなくなり、3年生の欠席日数は3日間になりました。
高校は県立高校に進学しました。
遅刻欠席が多かったものの山岳クラブに入部して、登山という楽しみを見つけ無事に卒業しました。

塾にも自ら高校2年生の頃通い始め、そのかいあって大学は第一志望校である私立大学に合格する事が出来ました。
今、サークル2つを掛け持ちしてダイビングをしたり、長期休みの時はサークルの仲間と自転車で北海道や東北を野宿しながら旅をしたりしています。

6年生の頃の次男からは決して想像できない程たくましくなりました。

長男は、次男が学校を休んでいる間も学校へは問題なく通っていました。ただ塾は辞めたいと言ったり休んだりしていましたが、本人の希望で受験はし、第1志望校に合格が出来 通い始める事になりました。

しかし、超進学校の中高一貫校でしたので入学と同時に大学受験を目指しての勉強が始まりました。

長男は明るく友達も多かったですが、私の過干渉過保護が原因でコツコツは努力できる性格ではありませんでしたので、行き渋りが始まりました。

1年生の夏休み明けに続けて休むようになったので、上野先生に相談し、N先生のサポートを受け何とか私立の中学校を続けることになりました。

2年生もほとんど休む事なく通っていましたのでこのまま高校に進学するものだと私も安心していました。

ところが3年生になって学校での勉強が高校課程に入り加速してきたことにより4月ごろから体調不良を訴えて休むようになりました。

5月連休明けには全く行けなくなり、また上野先生に相談する事となりました。

上野先生が長男と直接話をして下さり、これ以上私立の中学校に通い続ける事は無理だと上野先生から聞き私は非常にショックでした。
その後次男の通っている公立中学校に転校させる事となりました。

長男を高校受験に間に合うように転校させる事が出来たのは上野先生が対応して下さったお陰です。
親だけでは絶対に転校させる決心がつかなかったと思います。

長男はその後もN先生が支えて下さり、また小学校からのお友達ともずっと仲良くしていたので公立中学校には無事に通う事が出来ました。

高校は公立中学校で仲の良かったお友達と一緒行きたいという事で、自宅からバスで通学出来る県立高校に進学しました。

私はその頃、長男にはとにかく学校生活を楽しんで貰いたいそれだけを願っていました。
勉強は長男が高校 2年生の頃から塾に通い始めました。志望校の決まらない長男でしたが 高校3年生の春に数学が好きな長男に合っているからと塾の先生の薦めで今通っている大学に志望校を決めました。

その先生の一言で自信を回復し目標を持てたからでしょうか。

それからは驚くほど塾に通い勉強していました。家では相変わらず全く勉強しませんでしたが、主人も私も長男を信じて見守っていました。

第一志望校の大学に合格した時長男は、「僕は私立中学校を中途半端に終わらせてしまったので大学入試は頑張ろうと思った。」と言いました。その一言を聞いた時、私は全てが無駄では無かった。そう思いました。

あれから10年たって今思う事は、支援を受けて下さり今までずっと問題が起こる度にアドバイスをして下さり息子達私達家族を支えて下さった上野先生、問題が起こる度に何度も家に来て下さり息子達私達家族を支えて下さりアドバイスをして下さったN先生、復学支援を知るきっかけを与えて下さりその後セミナーでお世話になった藤本先生、復学支援に関わって下さった全ての先生方には当初からもちろん深く感謝申し上げておりましたが、今も言葉では言い尽くせない程感謝しております。

そして節目節目に息子達は関わって下さった担任の先生や塾の先生、友達にも恵まれていたと思います。

こうして沢山の人達に助けられて今が有る事にいつも感謝し、その気持をこれからもずっと持ち続けていかなければと思います。

あの時私が家庭教育の大切さを知る事が出来たお陰で子育てを一から学ぶ事ができ、まだまだ勉強しないといけない事も沢山ありますが、今も家庭教育の教えは生活のあらゆる面で実践して活かされていると思います。去年成人式を無事に迎えた息子達ですが私はこれからも息子達を信じて見守ってい行きたいと思います。

 

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